沖縄料理の食材で大切なもののひとつに三枚肉があります。
脂身と赤身が層になっていることから三枚肉と呼ばれているそうです。
三枚肉は、ちゃんぷるーやンブシーの具などから、煮付けやラフテー(角煮)のような料理の主役まで様々な役割をこなす万能選手です!
ブロックで下ごしらえをして用途に応じて切り分けて冷凍しておけば、いつでも簡単に三枚肉を使うことができます。
また、茹で汁も豚だしとして使えるので色々な沖縄料理にチャレンジできます。
基本の下ごしらえ
まずは三枚肉をきれいに水洗いして、鍋に入る大きさにカットしてください。

沖縄で三枚肉といえば、皮つきの豚バラブロックです。
沖縄県外では皮付きは手に入れにくいものの、普通のスーパーに売っていることもあります。もし手に入れられない場合は皮なしでも作ることはできます。ただし、その場合は煮付けやラフテーは作れません。
皮の側を鍋の底にして、水から火にかけてください。
赤身は縮みやすく、皮の側が縮みにくいので、このようにしないと思いきり反りかえってしまいます。

湯が沸騰し始めたら弱火にします。
アクが大量に浮き上がってくるのでこまめに取ります。
茹で汁は豚だしとして使えるので、浮き上がってきた脂(ラード分)もこまめに捨てていきます。

このまま2時間ほど茹でていきます。火が強いと茹で汁が白濁してしまうので気を付けてください。
柔らかくなりすぎると切れなくなり煮付けにしか使えなくなります。様子を見ながら茹でてください。


炒め物や汁物に使うような短冊切り、煮付け用の厚切りなど用途に合わせて切っていきます。
余分な脂身はこのタイミングで切り取ってしまいます。

このまま使ってもよいですし、ジップロック等に入れて冷凍保存すれば後で取り出して使えるので大変便利です。
様々な料理に活用してください!
【まとめ】
- 肉が反らないように水から茹でる
- 茹で汁は豚だしとして使えるのでとっておく
- 強火厳禁。だしが白濁する
- さまざまな大きさに切って冷凍しておくと後で使えて便利
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