沖縄の家庭では、にんじんが主役の料理、にんじんしりしりがよく食べられています.炒めて甘くなったにんじんと玉ねぎがとっても美味しい料理です。沖縄県外でも手に入る材料だけで作れるので、手軽に挑戦できる沖縄の家庭料理です。
「しりしり」とは千切りのことで、「しりしり器」と呼ばれる目の粗い千切り器のようなものを使って作るのが一般的です。

しりしり器はにんじんしりしりの他、パパヤーチャンプルー(青パパイヤの炒め物)などにも使います。しりしり器で作る千切りは包丁で作るものよりも薄く、にんじんしりしりやパパヤーチャンプルーがふんわりとした食感に仕上がります。

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にんじんしりしり(にんじんの炒め物)
分量:4 人分
材料
- 4 本 にんじん
- 2 缶 シーチキン
- 1/2 玉 たまねぎ
- 2 個 卵
- 適量 青ねぎ
- 1 大さじ サラダ油
- 1/2 大さじ ラード なければサラダ油で代用してください
- 1 小さじ しょうゆ
- 2 小さじ かつおだしの素
- 適量 塩こしょう
作り方
- 玉ねぎは細めのくし切りに、にんじんはしりしりにしておきます。しりしり器がない場合は、できる限り薄い千切りにします。
- フライパンにサラダ油とラードを熱して、中火で玉ねぎを炒めます。玉ねぎに少し透明感が出てきたらにんじんを入れ、柔らかくなってくるまで炒めます。そのあとツナ缶をだしの素を入れ、塩コショウで味を調えます。
- 水分が少なくなってきたら溶いた卵を回し入れ、卵が全体に回るように混ぜ合わせていきます。卵に火が通ったら火から下します。
- 皿に盛り付けたら刻んだ青ネギを散らして完成です。
【補足事項】
- 火の通し方が甘いとベッチョリとした仕上がりになるので、卵を入れる前にある程度水分を飛ばします。
- 具材はツナの缶詰のほか、代わりにコンビーフやポーク(ポークランチョンミート)などを使うことがあります。
- ツナの缶詰以外の具材を使う場合には油が少なくなるので、大さじ1/2ほどサラダ油を多めに使います。
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